サロン仕立てのヘアカラーを長持ちさせるには？綺麗な髪ツヤをキープする方法

2022年04月17日

サロンでせっかくヘアカラーしてもらったのに、すぐに褪色してしまった・・・。
という経験をされた人も多いのではないでしょうか？ヘアカラー後のケアが間違っていると、せっかくのカラーもすぐに色落ちしてしまいます。
そこで今回は、ヘアカラーの色落ちの原因と対処法についてご紹介します！

ヘアカラーの色落ちがひどい！その原因は何？

シャンプーで洗うたびに髪が褪色してしまう。せっかくヘアカラーしたのに色落ちが激しい。その原因は、毛髪内部のキューティクルの開きに関係しています。

健康な毛髪は、弱酸性です。毛髪のpHは「4.5～5.5（弱酸性）」が最も安定しており、髪の毛にとって良い状態とされています。弱酸性の毛髪はウロコ状に重なったキューティクルが整っており、ツヤやハリに満ちた髪になっています。

ただ、毛髪のpHは、使用する薬剤の性質により影響を受け、変化します。

ヘアカラーは薬剤でキューティクルを広げて髪内部にカラー剤を浸透させ、着色させます。薬剤はアルカリ性ですが、毛髪をアルカリ性にすることでキューティクルが開き、染料が着色しやすくなるからです。

ヘアカラー後の毛髪は、シャンプーやトリートメントによって、1～2週間ほどかけて弱酸性へと戻っていきます。弱酸性に戻りつつある中で、キューティクルも落ち着いて、染料も流出しにくくなります。

しかし、ヘアカラー後のケアが間違ってしまうと、キューティクルが開きっぱなしになってしまい、髪内部のたんぱく質を始めとした栄養分、染料が流出してしまい、髪の毛は褪色してしまいます。色が抜けてしまうだけでなく、パサつきまで見られるようになるのです。

ヘアカラーの色落ちを防ぐにはどうしたらいい？

濡れたらすぐ乾かす

毛髪の表面でうろこ状に重なっているキューティクルは、濡れているときに開くという性質があります。
シャンプー後にドライヤーで乾かさずに、そのまま放置していると開いているキューティクルから髪の栄養であるたんぱく質はもちろん、ヘアカラーの染剤が流出してしまいます。
シャンプー後はできるだけ早めに髪を乾かすことで、キューティクルを落ち着かせてヘアカラーの脱色を防ぐことができます。

紫外線には気をつける

紫外線は私たちの肌だけでなく、髪や頭皮にも悪い影響を与えます。紫外線A波は髪に含まれるアミノ酸の結合を分解し、紫外線B波はキューティクルを剥がしてしまいます。その結果、髪内部の色素が変化したり、乾燥してパサつきを起こしたりします。

髪の表面にあるキューティクルを紫外線から守ることが大事です。外出する際は、帽子をかぶる、毛髪専用のUVスプレーや、UV効果のあるスタイリング剤を使いましょう。

パーマや縮毛矯正は間隔を開ける

ヘアカラーをしたあとにパーマや縮毛矯正をすると、色落ちしやすいです。パーマや縮毛矯正の液は、ヘアカラー剤と同じアルカリ性です。しかも、パーマや縮毛矯正は熱処理が必要となるので、毛髪のダメージを受けやすいからです。

ヘアカラーをしたあとにパーマや縮毛矯正をかけるのは控えてください。できれば、2週間以上間をあけるのが、健康的な髪を維持するための得策です。

ヘアカラーの色落ちを抑えるシャンプーをつかう

実は、毎日のシャンプーによってカラーの色落ちがひどくなるケースがあります。洗浄力が強すぎるものであったり、ヘアカラーに適していないシャンプーを使っていると、どんどんとカラーが褪色してしまうのです。

ですから、毎日のシャンプー剤は洗浄力の強いものは避けるべき。いつまでもカラー後のきれいな色を保つためにも、ヘアカラーに適したシャンプーやアウトバストリートメントを使っていくことが大事です。

そこでおすすめしたいのが、ミルボンの人気サロンケア「グランドリンケージシリーズ」です。

グランドリンケージシリーズは、サロン専用のシャンプー＆トリートメントですが、自宅で行うデイリーケアとしても販売されています。毎日のシャンプーでカラー後のケアができるブランドです。

ムラサキバレンギクエキスを配合し、切断されたたんぱく質を結合形成することが可能に。モモの葉エキスによって水道水に含まれる微量塩素から、褪色を抑えることができます。どれも毛髪内部の結合力を強化するテクノロジーが採用されています。

グランドリンケージシリーズには、「軟毛向け」「普通毛」「硬毛」と3タイプに分かれているので、自分の髪質に合ったものを選ぶことをおすすめいたします。どのシャンプー＆トリートメントもグリーンアップルを基調とした、気分があがるエアリーフローラルの香りに洗うたびに癒やされます。