【ひどい寝癖】夜◯◯するだけで寝癖にならない⁈おすすめヘアケア方法を美容師が伝授します!

【ひどい寝癖】夜◯◯するだけで寝癖にならない⁈おすすめヘアケア方法を美容師が伝授します!

「朝起きたらボンバーヘッドだった!」
「朝、寝癖をとるのに時間がかかる…。」と悩む人も多いのではないでしょうか?

特に朝の時間は1日の中で特にバタバタする時間なので、寝癖を直す時間がもったいないですよね。
本記事では、現役美容師である筆者が「寝癖を予防するヘアケア方法」をご紹介していきます。
早速チェックしていきましょう。

 

毎日ひどい寝癖!寝癖がついてしまう原因は?

ここからは、寝癖がひどくなる理由についてご紹介していきます。
まずは寝癖の原因をしっかり把握することが大切です。
寝癖で困っている方は早速チェックしてくださいね。

 

原因①:髪を乾かしきれていない

前日の夜に髪が乾いていないまま就寝すると寝癖がひどくなってしまうため、注意が必要です。
髪の毛は水素結合によって、形作っています。
水素結合は、水に濡れることで、一度分解されリセットされるため、濡れた状態の髪の毛はみんなストレートヘアです。

髪を濡らした後、しっかりと髪の毛をまっすぐにして乾かせていないと、変な形のまま水素結合が起こってしまい、朝起きた時に寝癖がすごいことになります。
また、髪を乾かしきらずに寝ることは寝癖だけではなく、髪の毛のダメージやかゆみを引き起こす原因にもなるため、注意が必要です。

 

原因②:寝相が悪い

寝癖がひどいのは、髪の毛のせいではなく、寝相が原因という可能性もあります。
寝ている時に、前髪をかき上げたまま寝てしまったり、一方方向に向いて眠っていると、髪の毛に型がついてしまうことも多いです。

寝相がかなりひどい人は、睡眠の環境がよくないのかもしれません。
マットレスや枕を変えるだけでも寝相が改善されることもあるので、一度心地の良い環境作りをしてみてはいかがでしょうか。

 

朝起きたときに寝癖をつかないようにする方法

ここからは、寝癖をつかないようにする方法についてご紹介していきます。
この方法を知ることで、朝の寝癖直しに使う時間ももっと有意義なことに使うことができますよ。
朝の寝癖で困っている方は早速チェックしてくださいね。

 

寝癖の対処法①:髪の毛を完全に乾かす

寝癖の原因①でもお伝えした通り、髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、朝の寝癖がひどいことになってしまいます。
朝の寝癖を抑えるために特に重要なのが「髪の毛を完全に乾かす」ことです。
お風呂を上がった後、髪の毛をしっかりとまっすぐの状態になるまでドライヤーで乾かしましょう。
そうすることで、髪がまっすぐの状態で水素結合が起こり、朝起きてもまっすぐな髪の毛をキープすることができます。

髪の毛の乾かし方は、「前髪」→「全体の根元」→「髪全体」の順番がおすすめです。
特に前髪は寝癖がつきやすい箇所なので、念入りに乾かすようにしましょう。

 

寝癖の対処法②: ドライヤー「温風」の後は「冷風」

濡れた髪の毛は、最初温風のドライヤーで乾かしていきます。
温風のドライヤーで乾かすことで、水分を飛ばしやすくなり、早く髪を乾かすこと出来るからです。

温風で髪の毛全体が乾いたら、最後に冷風で髪の毛を締めてあげましょう。
髪の毛を冷やしていくうちに水分を内側へ吸収していくので、パサパサしない髪の毛になるでしょう。
乾燥を防ぐことで、寝癖を予防することができるので、とてもおすすめの方法です。

 

寝癖の対処法③: 寝る前にストレートアイロンを通す

ドライヤーでしっかりと髪を乾かした後、ストレートアイロンで髪の毛を通すと髪の毛の形状を固定することができ、翌朝のヘアセットが楽になります。
しかし、ストレートアイロンは、サッと通す程度にしてください。
あまりに強い熱を当ててしまうと、髪の毛にダメージを与えてしまいます。

温度が設定できるストレートアイロンであれば、低音に設定し、軽く髪を伸ばす程度にしましょう。
そうすることで、朝の寝癖を抑え、サラサラとした綺麗な髪のまま出かけることができますよ。

 

寝癖の対処法④:お風呂上がりにコップ1杯の水を飲む

水分補給はとても大切です。
人間は睡眠中、1リットルの汗をかくと言われています。
汗により、髪の毛がうねってしまい、寝癖として残ってしまうこともあるでしょう。

汗をかくことは人間の生理現象のため、抑えることができません。
ただし、汗の質は変えることができます。
お風呂上がりにコップ1杯の水を飲むことで、サラサラの状態の汗の質に変わりますよ。
あまり飲みすぎると夜中にトイレに行きたくなる可能性があるため、コップ1杯だけにとどめておくようにしましょう。

 

バタバタの朝!すばやく綺麗に寝癖を直す方法!

最後に朝の寝癖を綺麗に直す方法についてご紹介していきます。
朝は何かとバタバタするので、瞬時に寝癖を直したいですよね。
朝の癖毛直しで悩んでいる方は、早速チェックしてみてくださいね。

 

朝の寝癖解消①:髪を一度濡らしてヘアセット

髪の毛を一度濡らすことで、水素結合がなくなり、髪の毛がリセットされた状態になります。
乾かすのが面倒という方もいるかもしれませんが、寝癖は一度濡らしてしまうのが、一番手っ取り早い方法です。

少々の寝癖あれば、一部だけ水をつけてドライヤーで乾かすだけなので、とても簡単にできますよ。

 

朝の寝癖解消②:スタイリング剤を活用

スタイリング剤をつけると、綺麗に寝癖がとれます。
スタイリング剤には寝癖に特化したものも販売されているので、毎朝の寝癖で困っている方は、そういったスタイリング剤を活用するといいでしょう。

トリートメントも含まれている商品を利用すると、髪の毛を綺麗にしつつ寝癖を直すことができるので、一石二鳥ですよ。

 

朝の寝癖解消③:髪の毛をタオルで温める

髪の毛を水で濡らして乾かすのが面倒!という方におすすめなのが、髪をタオルで温めることです。
タオルと少し濡らし、レンジで温めた後、寝癖がひどいところに当てます。

そうすることで、寝癖のもとになる水素結合をリセットすることができるので、髪が元に戻るでしょう。
乾かす時も髪を水で濡らすよりも早く乾かすことができるので、とてもおすすめですよ。

 

朝の寝癖解消④:寝癖を隠すヘアアレンジをする

寝癖が頑固でなかなか直らない場合には、寝癖を隠すヘアアレンジをするのも良いでしょう。
寝癖のハネを活かして他の部分も同様にコテで巻いて外ハネ風にしてみたり、髪の毛のトップをふんわりさせて、髪を束ねてしまってもかわいいです。

自然なくせ毛風にすると今時風のヘアアレンジになるので、とてもおすすめですよ。
ぜひ、色々と検索してみてくださいね。

 

朝の寝癖解消⑤:思い切って縮毛矯正を当てる

どうしても寝癖が直らない!と言う場合には、縮毛矯正を当てることをおすすめします。
縮毛矯正を当てることで、ちょっとした寝癖はつかなくなり、朝のスタイリングもすごく楽に行うことができます。

ストレートよりもふんわりした仕上がりが好きな方は、パーマを当てるのもおすすめです。
今流行りの毛先をワンカールさせるシンプルなヘアパーマは寝癖が強い方にとっても似合うと思います。

 

寝癖を予防し、快適な朝を!

朝起きて、髪の毛がボサボサだと一日ブルーになってしまいますよね。
髪の毛を綺麗にセットしても髪の毛が言うことを聞かないと朝からイライラしてしまいます。

そんな寝癖を前日の夜に抑える方法は以下の4つです。
・髪の毛を完全に乾かす
・髪の毛を乾かすときは温風から冷風
・寝る前にストレートアイロンをする
・コップ1杯の水を飲む

今日から簡単にできることばかりですよね。
忙しい朝の時間を無駄にしないために、しっかりと寝癖予防のヘアケアをしてくださいね。
ぜひ参考にしてみてください。