トリートメントとは？

トリートメントは髪の表面や内部を補修するといった働きがあります。補修成分が髪の表面に吸着して、しなやかな状態に補修します。さらに、髪の内部に浸透し、髪のダメージを修復してくれる役割も担っています。最近はお風呂で活躍するインバストリートメントをはじめ、お風呂を上がってから使うアウトバストリートメントなど、様々なタイプのヘアケア商品が登場しています。そのため、髪質に寄り添ったトリートメントを行うことが可能です。

コンディショナーとは？

シャンプーの後に使用するアイテムです。髪をなめらかにするという役割を持っており、基本的にリンスと同じような効果があります。キューティクルの傷みを防いでパサつきにくくすることもコンディショナーの役目です。使用することでまとまりのよい髪に仕上がるでしょう。最近は髪の表面に補修成分を吸着させて、髪を補修するトリートメント効果のあるコンディショナーも増えています。

どちらを使用する？

トリートメントとコンディショナーの違いがわかったところで、「どちらを選べばいいのか…」と悩む方もいらっしゃるかもしれません。トリートメントは髪の表面だけでなく、内部の補修もサポートします。コンディショナーは髪の表面を中心として、ダメージを予防します。それぞれ役割が異なっているからこそ、どのようなヘアケアを行いたいのか、じっくりと考えたうえで適切なものを選びましょう。

インバストリートメント

インバストリートメントは、お風呂で使って洗い流せるタイプのトリートメントです。髪の内部まで浸透し、ダメージ補修の役割を担ってくれるでしょう。髪が濡れているとキューティクルが開いた状態のため、トリートメントの補修成分がなかなか内部まで浸透しません。インバストリートメントは、髪の表面と内側から補修するという役割があるのです。

アウトバストリートメント

続いて知っておきたいのは、アウトバストリートメントです。洗い流さないトリートメントと呼ばれることもあります。洗い流さなくてもいい成分で髪の表面を整えることはもちろん、紫外線やドライヤーの熱などから髪を守ることができるでしょう。また、最近はトリートメントとスタイリング剤を兼ねたものもあり、どのような効果を得たいかによって使用するアウトバストリートメントは異なります。洗い流す必要がないため、ダメージが気になる部分だけ集中的につけるということもできます。

まずはインバストリートメントで髪の内部を補修し、その後、アウトバストリートメントで髪の表面を補修するという使い方もできます。オイル・ミスト・ミルク・クリームなどの中から、使いやすく続けやすいトリートメントを見つけましょう。