髪のダメージを軽減できる可能性がある

洗い流さないトリートメントは、髪の表面にあるキューティクルや髪の内部を補修する効果が期待できます。また、髪をコーティングする役割も担うため、ツヤのあるキレイな髪が保ちやすくなります。髪の表面を保護することで、熱や紫外線などからも守ることができ、ダメージを抑えてくれるのです。

まとまりやすくスタイリングしやすい

ダメージが進行している髪は、キューティクルがめくれてしまっています。髪がパサついたり広がってまとまらなかったりするときは、ダメージが進行していると考えられるでしょう。洗い流さないトリートメントによって髪の表面を補修・コーティングできるので、パサつきがちな髪にもツヤが出やすいです。うるおってまとまる髪になれば、自然とスタイリングしやすい髪が手に入ります。

洗い流さないトリートメントはお風呂上りに使用することが多く、手間に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ひと手間を加えるだけで、スタイリングがしやすくなったり、寝癖がつきにくくなったりというプラスの効果が期待できるのです。結果的にヘアケアにかける時間を減らせるかもしれません。

他にも洗い流さないトリートメントのメリットを知りたいという方は、以下もご覧ください。

つけるタイミング

洗い流さないトリートメントをつけるタイミングは、ドライヤーをする前やスタイリングの前です。お風呂から上がった後は、濡れた髪を乾かすためにドライヤーを使用します。髪に熱を加えるとダメージを負うため、その前に洗い流さないトリートメントで保護しましょう。また、寝るときは枕と頭で髪が挟まれて擦れやすいです。この摩擦ダメージを軽減したいときも、トリートメントをつけるタイミングといえます。
一方、スタイリング時は髪のパサつきや広がりを抑えて、キレイにまとめるために使用します。紫外線や摩擦などのダメージ防止も期待できます。

つけ方

洗い流さないトリートメントをつける際は、以下のようなコツがあります。

• メインでつけるのは毛先
• 頭皮にはつけない
• 手のひらで伸ばしてからつける

これらは、洗い流さないトリートメントをつける際の基本的なコツです。トリートメントは髪の補修のために使うものなので、傷みやすい毛先をメインにつけていきます。毛先がうるおうことで、ヘアスタイルもまとまります。また、頭皮に直接つけないようにしましょう。頭皮につくと毛穴がつまったり、肌が炎症したりと肌トラブルを起こす可能性があります。

さらに、つける際の量も意識しましょう。たくさん手に取ってしまうと、髪の一部に多くのトリートメントがつき、ベタついたり重くなったりします。まずは少量を手に取って伸ばし、少しずつつけていきましょう。足りないと感じた場合は、少量ずつ付け足すようにすると失敗しません。